コラム

アロマテラピー検定などアロマ資格の特徴と違い

アロマに関する資格の中で、一番メジャーなのはアロマテラピー検定です。

しかし、アロマに関する資格は他にもたくさんあります。

今回は、それらの資格について、資格による違いであったり、どの資格がオススメかを紹介します。

アロマテラピー検定1級・2級(AEAJ)

アロマテラピー検定1級・2級は日本アロマ環境協会(AEAJ)が認定する資格です。

アロマテラピー検定/日本アロマ環境協会

日本で最も人気があり有名なアロマ資格で、アロマテラピーの基礎的知識が学べます。

合格率は約90%と非常に高く、初心者におすすめの資格です。

受験料は6,600円となっており、気軽に受験が可能となっています。

アロマテラピー検定
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アロマトリートメントアドバイザー(JADP)

アロマトリートメントアドバイザーは、日本能力開発推進機構(JADP)が認定する資格です。

アロマトリートメントアドバイザー/日本能力開発推進協会

アロマオイルの専門知識だけでなく身体の特徴についても学び、心身のケアを行うアロマトリートメントの専門技術を備えていることを証明します。

癒し関係の仕事はもちろん、医療・福祉・心理業界で活躍している方のプラスαの技術としても推奨されており、ベビーマッサージなどのスキルも学べるのが特徴です。

試験自体は5,600円で受験可能ですが、受験資格としてキャリカレにおいて認定講座を受講する必要があります。この講座が60,600円となっているため、それなりの費用がかかってしまいます。

アロマテラピー検定&アロマトリートメントアドバイザーW資格取得講座/資格のキャリカレ

試験についても、身近な人に3回のトリートメントを行ったうえでカルテを提出するなど実践的なものとなっており面白いです。

アロマコーディネーター(JAA)

アロマコーディネーターは、日本アロマコーディネーター協会(JAA)が認定する資格です。

アロマコーディネーター/日本アロマコーディネーター協会

精油の基礎的知識から、アロマセラピーの理論や歴史、アロマセラピーに関する法律など、アロマセラピーに関する幅広い知識が問われます。

試験自体は11,000円で受験が可能ですが、受験資格としてJAA認定のスクールで講座を受講する必要があります。この講座がどのスクールでも受講費用20万~25万円とかなり高額で、更にアロマコーディネーターの登録料33,000円とJAAの正会員としての年会費13,200円がかかるため、合計ではかなりの費用がかかってしまいます。

JAA認定校一覧/日本アロマコーディネーター協会

アロマインストラクター(JAA)

アロマインストラクターは、日本アロマコーディネーター協会(JAA)が認定する資格であり、アロマコーディネーターの上位資格です。

インストラクター/日本アロマコーディネーター協会

JAA正会員(アロマコーディネーター資格取得者)がインストラクター指定講習会を受講することでインストラクター認定試験を受験することができ、合格者はJAA認定インストラクターとして登録されます。

費用としては講習会参加費6,600円、認定試験受験料22,000円となっており、アロマコーディネーター取得にかかる費用と比べると安くなっています。

アロマインストラクターを取得できれば、アロマコーディネーターの取得に必要な講座を開講することが出来るようになります。

アロマセラピスト(IFPA認定)

アロマセラピストという資格にも何種類かあるのですが、国際的に有名なのはイギリスの国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟(IFPA)が認定するアロマセラピストです。

IFPAは、審査の厳しさからアロマテラピー業界において世界最高水準の協会と位置づけられています。 その協会の試験に合格するとIFPA正規会員になることができ、その後に申請が認可されるとIFPA認定アロマセラピストと呼ばれるようになります。

IFPA認定アロマセラピストとなるためにはIFPA認定カリキュラムを修了する必要があります。この講座ではアロマセラピーの知識だけでなく、その基となる理論や生理学、病理学についても学びます。もちろん実技もあります。講座の費用は高額で、約100万円となっています。

IFPA認定アロマセラピストの資格を取れれば、かなり高い専門性を持っていることの証明になります。これは、医療現場でのメディカルアロマや、サロン開業に必要な知識を学びたい方におすすめです。

国際アロマセラピスト(IFA認定)

国際アロマセラピストは、国際アロマセラピスト連盟(IFA)が認定する資格です。

IFAには多くの国のアロマセラピストが参加しており、特に医療やリハビリの分野でのアロマセラピー支援や研究に力を入れています。

こちらも講座の費用が高額で、約100万円となっています。その分内容はハイレベルで、アロマオイルの知識だけでなく、人体に関する専門的知識も学び、医療やリハビリ分におけるアロマセラピストとしての専門性を磨きます。

ただしカリキュラムとして日本アロマ環境協会(AEAJ)のカリキュラムが対応しており、すでにAEAJの資格を取得していればIFAのカリキュラムに編入が可能で、講座の費用を安く抑えることが可能です。

アロマテラピー検定の上級資格アロマに関する資格でも、様々な団体が主催していることは別のコラムで書きました。 https://pharmacist-nl.com...